新HSKの変更点・7級〜9級・対策方法を徹底解説します

新HSK

昨年夏にHSKの新制度が発表されましたね。
「新しい級が出来るらしいけど、どうやって勉強したらいいの?」
「現行のHSK1〜6級の問題は変わるの?」

と不安に感じている中国語学習者さんも語学レベルを問わず少なくないのではないでしょうか?

また他社や個人のブログを拝見しても正しい情報と憶測が散見しているように見受けられます。

そこで、2020年にHSK監督官を務めた渡部が新HSK(HSK3.0)の変更点や過去問の変化から見る対策方法を徹底解説します。

HSK旧制度から見るHSKの試験形式の変化

突然ですが、HSKは昔6級より上の級があったのは知っていますか?

中国語を長く勉強されている方はご存知の方もいらっしゃると思います。

現行のHSKと比べて難易度も桁違いに高い試験でした。

HSKは旧制度では11級までありましたが、
2010年に国際基準の外国語能力のランクを相対的にスコアにして示すCEFRに対応した現行制度に変わりました。

旧HSKの問題構成として、中等、下等のHSKはリスニング・文法・読解・作文の4つから構成され、作文以外は選択式でした。
高等HSKは総合問題・作文・口頭試験の3つから構成されていましたが、現HSK5-6級では試験からスピーキングが無くなり、
合否判定されなくなり、リスニング、読解、作文の合計点で6割180点で合格相当とみなされるようになりました。

旧HSKと現行のHSKの変更点をまとめると

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現HSKは易しすぎる??HSK改定の理由を徹底解説

現行HSKは優しくなり過ぎた?他の語学試験と比較すると

前述のCEFRに対応するようになったという現HSKは、実はCFFRに準拠していないと言われることがよくありました。

 

旧HSKから現HSKに変わったことで高級の語彙数も8000→5000に減っています。

同じ中国語の検定である台湾のTOCFLでも、高級(bandC)では8000を求めています。

ドイツやフランスからも、現HSKの相当するCEFRはもっと低いと言われていました。

 

新HSKは難易度が上がるのは間違いない

上の項で述べた理由(国際基準を満たしていないという批判がある)からHSKを主催する孔子学院は新たにHSKに7-9級を創設することを決定しました。
また現行の5級6級を中級程度に割り振ることを決定した所からも新HSKはCEFRの基準をより意識した難易度の高いものになると予想されます。

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説明

新HSK(HSK3.0)の最新版の変更点を一挙公開

よろしく 中国語

4/21夜にYouTubeライブ放送にて、HSK3.0について説明されました。

これを受けてHSKの大きな変更点を4つにまとめてみました。

公式の説明を聞きたい方はyoutubeからどうぞ。(中国語です)

①1-6級の問題形式、問題内容に今のところは大きな変更は無し
今後3年掛けて、調整掛けていく。

3級からでよかった作文が1級から求められるようになる予定です。

②1-6級の相当レベルは変更有り

3級が中級相当から初級相当、
5-6級が高級相当から中級相当にランク下げ。

③7-9級の語彙数は1万1,000

6級の倍以上の語彙数が求められます。

④7-9級の問題構成は5分野。

リスニング、スピーキング、読解、作文、翻訳
HSK1.0にもなかった翻訳が追加されます。

私たちは新HSKの情報をいち早く把握すると共に中国語の基礎や理論を大切にして指導をしているので、HSK改訂によって頑張って学習して頂いた生徒さんの努力を無駄にしてしまう事はございません。

「使える中国語」がマスター出来ていれば必ず高得点が狙える試験になると考えているので、寧ろ良い傾向と考えています。

逆に付け焼き刃の勉強では通用しなくなって来るので、ご不安な方は是非プロに一度無料相談してください。

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新HSKの最新版対策方法まとめ

気になるのは新しく新設されたスピーキングと翻訳だと思います。
7月に更に詳細を発表するとのことですが、
今すぐにでも出来る対策方法がいくつかあります。

①現HSKKを受けてみよう!

HSKKとはHSKの口語試験のことです。
HSK1.0では高級だけだったスピーキングは、HSK2.0のHSKKでは初級や中級もあります。
今後3年掛けて、HSKとHSKKを統合させていくのかもしれません。
テキスト購入の際の注意点を1つ。
中国のテキストには、試験形式と違う問題形式だったりすることがあります。
(HSKK対策の問題集で何故本番と違う問題形式しか載ってないのか…)
公式の過去問集が安全です。
★後日記事を書きます!

②中国語検定を受けてみよう!

まだ詳細が出ていない為に不確定事項ではありますが、HSK実施各国の言語に翻訳する問題をやりそうですね。
日本の中国語検定では、翻訳問題があります。
発音とリスニングも含めてしっかり勉強し、日本語をちゃんと使えれば、怖くありません。
★後日記事を書きます!

③TOCFLのテキストを使ってみよう

同じ中国語の検定ですから、活用しない手はありません。
HSK2.0になってから、HSK6級合格後は、TOCFLのbandCを受験する人達はいました。
最近台湾華語のブームもあって、テキストにバラエティーが出てきました。
難点は簡体字ではなく、繁体字を使っていることでしょうか。
でも、中国語上級を目指す方なら繁体字も出来た方が何かとお得。
やって損は無いですよ!

④HSK1.0のテキストを使ってみよう

HSK1.0では高級にスピーキングがあった訳ですから、その頃のテキストを探してみてもいいかもしれません。
この対策の難点は、確実に書店お取り寄せが必要だったり、見つけるのが難しいこと。
HSK2.0になって既に10年超えましたからね…。

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最後に

今まで日本における唯一の語学系国家試験通訳案内士では、中国語検定1級かHSK6級合格相当180点以上で、一次試験の中国語免除されました。
この免除に関しても、前々からレベル感に差があり過ぎると言われていましたが、HSKに7-9級が創設されることが決定しましたので、変更される可能性があります。
通訳案内士は年に一回しか受験出来ませんので、HSK6級免除で受験を検討している方は、早めの受験をおすすめします。

HSK3.0に関しましては、7月に詳細発表、12月に試験的試験をするそうなので、また詳しいことが分かり次第、お伝えしますね♪

この記事を書いてくれたのは

優美 (youmei) 先生

優美 (youmei) 先生

2017年に 目白大学履修証明プログラム修了された後、中原大学短期中国語臨地研修、東京中華学校中国語会話クラスを台湾華語で修了なさる等、簡体字教育に限らず中国語に関する幅広い知識を有されていると共に中国語スキースクール副校長・校長を3年間に渡り勤められる等中国語での実務経験もお持ちの先生です。
2020年には HSK監督官を務められ、HSKの試験対策・仕組みに関する知識は当校舎NO1です。

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